運営会社の思い

■なぜイスラエルなのか?

日本のスタートアップで働いていて本当にこれでGoogle、Appleに勝てるのかという疑念を晴らすためにそのAppleやGoogleが注目する世界で最もテクノロジーが生まれるイスラエルに1年前に訪れました。感じたことは日本が技術力でイスラエルに勝ることは難しいということです。しかしその一方でイスラエルの弱点も見つけることが出来ました。それは日本のような長年続く企業が少ないため、いわゆる経営力や販売力が弱い部分です。その両極端の組み合わせによって本気で日本企業が世界を取れると思っています。

■日本はなぜこんなにも元気がなくなってしまったのか?

1988年の世界の時価総額ランキングでは日本の都市銀行がGEよりも上でした。この40年近くで何が起こったのでしょうか?なぜ日本企業が世界で勝てないか、アメリカや中国に次々と抜かれたのか?それは明らかにこの40年の間に起こったインターネット革命において敗北したからだと思います。はっきり言ってしまえば日本企業は少し胡座をかきすぎた。それを憂いても仕方がありません。勝つためにはお金があるとか企業年数が長いとか関係ないです。トヨタやパナソニックなど日本が世界で勝っていた時代はなぜ勝てたのか?世界で一番良いプロダクトを作っていたからです。今はGoogleやAppleが世界を牽引しています。なぜなら世界で一番良いプロダクトを作っているからです。だからこそ今日本は敗北を認め、もう一度努力する必要があると考えています。

■これからの日本に思うこと

ではどういう努力の仕方が良いのか?僕は「守破離」という理論が本質的だと思います。

「守」:教えや型を忠実に守り身に付ける段階

「破」:自分なりのやり方を模索する段階

「離」:新しいものを生み出す段階

現状日本だけでイノベーションを起こすのは難しいので、まずはイスラエルスタートアップを研究します。そしてその中から自社の弱みと強みを知り、それを持って世界市場で競争力を持ったプロダクトを作れるんじゃないかと思います。日本の歴史を振り返ると、渡来人によってもたらされた農工具で農業革命を起こし、織田信長は鉄砲を輸入して桶狭間の戦いに勝利し、孫正義はAppleが開発したiPhoneを輸入して通信革命を起こしました。そして今がイスラエルの技術だと思うんです。失われた10年いや、いまや20年に生まれた自分が好景気の日本と比較することは出来ません。しかし今世界と比較して日本は圧倒的に自信に欠けている。僕はそんな日本が嫌いです。だからそんな国に生まれた日本男児として、もう一度国民全員が世界に誇れる国にしたい。それがPangetern創業のきっかけであり、ミッションです。

Pangetern Ltd. CEO 坪井稜真